welcome330’s diary

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父が枕元に出た話 (不思議な話④)

 

それは父が亡くなってから2年程経った頃だと思います。

 

 

 

父が私の枕元に出ました。

(夢にです。笑)

 

 

 

そして私の枕元には、色鮮やかな沢山の野菜と果物が山積みにされていました。

 

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(画像は籠盛りですが、夢では山盛りになっていました(^_^))

 

 

父は、にこやかに穏やかに

 

 

『兄妹みんなでわげんだぞ〜』

(兄妹みんなでわけなさい)

 

 

と言うとすっ〜っと消えて行きました。

 

 

 

目が覚めた私は、

 

(えっ⁉︎ もっ、もしかしてっ、もしかしてっ、宝くじでも当てさせてくれるのっ⁉︎ )

 

 

と、しばしドキドキした日々を過ごしました・・。

 

 

 

 

それからどの位経ったでしょうか・・

宝くじなど当たりもせず・・・そんな夢も忘れかけていた頃・・

 

 

 

我が家の庭には何種類かの果物の木が植えてあったのですが、

どれもあまり実りが良くありませんでした。

 

 

 

その中の柿の木は、毎年、結構大きな木なのに、小さなバケツに1つ程しか実らなかったのですが、

(実は沢山実るのですが、青いうちに落下してしまい大きくならない)

 

その年は違いました・・・

 

 

 

野菜コンテナよりも大きな、海の道具を入れる(バンジョウ)と呼ばれるカゴかあるのですが、

 

 

その入れ物に並々と収穫出来るほど実りました。

 

 

 

(あ〜。父はこの事を言ってたんだなぁ。)

 

 

と思いました。

 

 

 

その柿は渋柿で、渋抜きをしてもあまり美味しくないと母が言うので、

 

 

母と2人でせっせと皮を剥き、干し柿を作りました。

 

 

 

そして出来上がった頃、父の

 

 

『兄妹みんなでわげんだぞ〜』

 

 

の通りにしなきゃと姉達に連絡すると

 

 

 

「えー⁉︎ 干し柿⁉︎ いいよ。」

 

 

 

との返事・・・工エエェェ(´ロ`ノ)ノェェエエ工

 

 

 

おとさん、いらないって言われたよ)

( ´∀︎`)・ω・) ゚Д゚)・∀︎・) ̄ー ̄)´_ゝ`)

 

 

 

 

と言う事で、我が家で食べました♡

 

干し柿って、凍らせても糖分が多いからカチカチにならなくて、冬もコタツで干し柿を美味しく頂きました♡

 

 

そしてその年は、少し離れた畑に植えた栗の木も沢山実りました。

 

 

 

 

しかし・・・・・

 

 

 

思いっきり期待したっちゃ。

どんだけ期待させんの。

 

 

 

しかも次の年震災で流れたし。

 

 

どうせならそこまで教えてよねヽ(;▽;)

 

 

 

それとも最後の年に良い思い出が出来るようにしてくれたの・・・?