父が枕元に出た話 (不思議な話④)
それは父が亡くなってから2年程経った頃だと思います。
父が私の枕元に出ました。
(夢にです。笑)
そして私の枕元には、色鮮やかな沢山の野菜と果物が山積みにされていました。
(画像は籠盛りですが、夢では山盛りになっていました(^_^))
父は、にこやかに穏やかに
『兄妹みんなでわげんだぞ〜』
(兄妹みんなでわけなさい)
と言うとすっ〜っと消えて行きました。
目が覚めた私は、
(えっ⁉︎ もっ、もしかしてっ、もしかしてっ、宝くじでも当てさせてくれるのっ⁉︎ )
と、しばしドキドキした日々を過ごしました・・。
それからどの位経ったでしょうか・・
宝くじなど当たりもせず・・・そんな夢も忘れかけていた頃・・
我が家の庭には何種類かの果物の木が植えてあったのですが、
どれもあまり実りが良くありませんでした。
その中の柿の木は、毎年、結構大きな木なのに、小さなバケツに1つ程しか実らなかったのですが、
(実は沢山実るのですが、青いうちに落下してしまい大きくならない)
その年は違いました・・・
野菜コンテナよりも大きな、海の道具を入れる(バンジョウ)と呼ばれるカゴかあるのですが、
その入れ物に並々と収穫出来るほど実りました。
(あ〜。父はこの事を言ってたんだなぁ。)
と思いました。
その柿は渋柿で、渋抜きをしてもあまり美味しくないと母が言うので、
母と2人でせっせと皮を剥き、干し柿を作りました。
そして出来上がった頃、父の
『兄妹みんなでわげんだぞ〜』
の通りにしなきゃと姉達に連絡すると
「えー⁉︎ 干し柿⁉︎ いいよ。」
との返事・・・工エエェェ(´ロ`ノ)ノェェエエ工
(おとさん、いらないって言われたよ)
( ´∀︎`)・ω・) ゚Д゚)・∀︎・) ̄ー ̄)´_ゝ`)
と言う事で、我が家で食べました♡
干し柿って、凍らせても糖分が多いからカチカチにならなくて、冬もコタツで干し柿を美味しく頂きました♡
そしてその年は、少し離れた畑に植えた栗の木も沢山実りました。
しかし・・・・・
思いっきり期待したっちゃ。
どんだけ期待させんの。
しかも次の年震災で流れたし。
どうせならそこまで教えてよねヽ(;▽;)
それとも最後の年に良い思い出が出来るようにしてくれたの・・・?