知らないおじいさんにアイスをもらった話 (不思議な話⑤)
かなり前の地元にいた時の話なんですが・・・・・
私は修行先から実家に帰るために電車を乗り換えるため、
乗り換えのホームに行きました・・・。
階段を下りながら暑そうに額の汗を拭いてるサラリーマン風の人達などが見えました。
その時私は
( みんな暑そう・・・あれ???・・・あたし暑くない・・・なんでだろう・・・)
と思いながら歩いて行き、ホームの椅子に座りました。
私はとても暑がりなので周りが暑そうなのに自分が暑くないというのがとても不思議でした。
なんか私だけ違う空間に居るような・・・涼しいカプセルに入っているみたいな感じでした・・・。
周りの暑そうにしてる人たちを不思議な気持ちで眺めていました。
そうしたら知らないおじいさんが寄ってきて、私に棒のアイスを
「はい。」
と差し出しました。
『え?』
というと
「あげるよ」
って。
とまどいましたが、溶けちゃうしもらってしまいました。
ソーダ味のアイスだったと思います。
一瞬、下を向いて顔を上げると
アイスをくれたおじいさんは見当たらなくなっていました・・・。
暑い時にもらったらすごく嬉しいと思うけど、
その時は全然暑くないのにアイスをもらうって・・・
すごく不思議な出来事でした。
あれは何だったのかいまだにわかりません・・・。